占いに依存しないために気をつけたい3つのこと
「また電話しちゃった…」「今もずっとあの言葉が気になってる」
電話占いを体験した人なら、少なからずそんな気持ちになったことがあるかもしれません。気軽に相談できる電話占いは、時に心の支えにもなってくれる存在です。
ですが一方で、「気づけば毎日のように占いに頼っている」「占い師の言葉がないと決断できない」と感じたことがある方も少なくないでしょう。今回は、電話占いをうまく活用しつつ、依存せずに付き合っていくために意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。
1.「決断を預けない」と心に決める
占いはあくまで“選択肢の一つ”であり、未来を100%決めてくれるものではありません。
不安なときほど「どうすればいいですか?」「進んでも大丈夫でしょうか?」と、誰かに答えを委ねたくなります。ですが、占い師ができるのは、あくまであなたの今の状況や可能性を読み解き、“ヒント”を与えてくれること。
「占いで言われたからやめた」「〇日がいいって言われたからその日にした」という“依存型の決断”が続いてしまうと、自分の人生を自分で動かしている実感が失われてしまいます。
占いは、迷ったときの背中を押してくれる存在。答えを預けるのではなく、自分で選ぶための「材料」として受け止める意識が大切です。
2.「占いを受ける目的」を毎回明確にする
「何となく不安で」「誰かと話したくて」…そんな理由で占いに電話してしまうこと、ありませんか?
もちろん、話すことで心が楽になるならそれも一つの使い方です。ただ、気づけば“話すこと自体”が目的になり、結果としてリピートが止まらなくなってしまうケースもあります。
そこでおすすめなのが、「今回は何を知りたいのか」を紙やスマホのメモに書き出しておくこと。
たとえば、
- 「彼と連絡が取れない理由が知りたい」
- 「転職したいが時期を見てほしい」
- 「この人を信じていいか迷っている」
など、1回の通話ごとに“明確な目的”を持って臨むことで、時間配分や聞く内容にも軸が生まれます。結果的に、ダラダラと話しすぎてしまうことも減り、「納得できた、もう大丈夫」と切り上げやすくなります。
3.「現実の行動」とセットで使う
占いは、心の支えにはなっても「すべてを変えてくれる魔法」ではありません。
たとえば、「復縁の可能性はある」と言われても、何も行動しなければ関係が進展することは難しいもの。
あるいは、「仕事運は上がってきてる」と言われても、自分からアクションを起こさなければ、チャンスを逃してしまうかもしれません。
占いの言葉を“現実の行動”につなげることで、ようやくその意味が活きてきます。
大事なのは、「聞いて終わり」にしないこと。
たとえば、
- 鑑定後、内容をメモして整理する
- そこから気づいたことを1つ行動に移す
- 1週間後に自分の変化を振り返ってみる
といったように、自分の手で流れを作っていくことを意識してみてください。自分の行動が伴うことで、占いはより力強く、ポジティブな味方になります。
占いは「依存」ではなく「活用」するもの
占いは、悩んでいるときほど魅力的に感じられるものです。心が弱っているときに優しい言葉をかけてもらえると、「また話したい」「もっと聞きたい」という気持ちになるのも自然なこと。
ですが、占いはあなたの人生を代わりに生きてくれるものではありません。
悩んでも、迷っても、最後に選ぶのは自分。
その意識さえ持っていれば、占いは決して“怖いもの”ではなく、時に大きな支えになってくれます。
「ちょっと疲れたな」「背中を押してほしいな」
そんなときこそ、上手に頼って、自分の力を取り戻していきましょう。
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